幕府(徳川家)の軍艦・船舶

幕府・雄藩は開国前から洋船の建造に力を注いでいきます。しかし当時の日本はまだ大型船(特に蒸気船)を作るのは難しく、外国へ買い求める事に主眼を置いていきます。
やがて技術を吸収し、人材を育成しながら幕府海軍は創設されます。

 新造艦で最新装備を誇る開陽丸、アメリカ使節団護衛艦として太平洋横断をした咸臨丸などが有名。ところが購入した船はスクリュー船もあれば外輪船、新型もあればセコハン船、軍艦もあれば元は遊覧船・帆船。また国内では石炭確保も難しく、燃料は薪中心になります・・・・。

このため雑多な編成になってしまい、艦隊行動は難しかったようです。それでも国内で最大の戦力を備えたのは幕府海軍でした。
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