諸藩・新政府その他の軍艦・船舶


幕府が洋式船の建造と同時に外国船の購入に力を注いだのにくらべ諸藩、特に薩摩・佐賀・長州・水戸などは始め洋式船自力建造に力をいれる。

しかし建造はできても充分な船は建造設備や修理・船体維持の設備不充分から困難。倒幕諸藩は外国の洋式船購入に頼らざるを得なかった。

出遅れた倒幕諸藩の海軍力は、幕府(徳川)海軍をしのぐ事は出来きないまま、新政府軍へ移管。

やがて徳川家の恭順・一部軍艦引き渡しによって海軍力は増強、さらに幕府が購入した装甲軍艦・甲鉄(東)が引き渡され、旧幕臣の旗艦・開陽丸の沈没もあり、旧幕臣軍に対して有利に立つことになる。


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